映画「アメリカン・スナイパー」戦争に意味なんかない!

戦争の中身って?

正義も、悪も善も、憎しみも絶望も、そして希望も、すべてが戦争の中身だ

主人公に感情移入できるし、

主役のブラッドリー・クーパーの演技は最高で、

マッチョというよりデブった印象の身体の造形もとてもリアリティーがあったし、

またひとつ、クリント・イーストウッドが人の心の闇を描くことに成功したし、

しかし、

反戦なのか?好戦なのか?とてもわかりずらい映画だ

でも、そここそがこの映画の存在価値で、真骨頂なのだろう。

現実をそっくり写し取るそれは、心の深いところに届いてくる。

その世界から離れられられなくするチカラがある。

何をどう考えたらいいのか分からなくなるが、

結局、その先は、殺人に行きつくのだろうか?

何を言っても、

さいごは人を殺すことで終わるしかないのだろうか?

後からゆっくり破壊する

戦争に意味を持たせたその時から、戦争は欺瞞の塊となる。

正義も何もかもが……

戦争は、生き残った人間も、後からゆっくり破壊する。

そして、銃社会を支える精神は、深く複雑に、人体の血管のように太くそして細く毛細血管のように広大に張り巡らされていく。

MY評価:☆☆☆☆
2014/2015年公開   アメリカ   132min   原題/American Sniper
製作・監督/クリント・イーストウッド
脚本/ジェイソン・ホール、編集/ゲイリー・D・ローチ
原作/クリス・カイル『ネイビー・シールズ最強の狙撃手』
キャスト/ブラッドリー・クーパー、シエナ・ミラー
2014年アカデミー賞ノミネート/作品、主演男優、脚色、編集、録音、音響編集

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