テイラー・スウィフトのオープニングパフォーマンスで、ノックアウトスタートだ!
彼女のアメリカでのショウビズ界のきわめて高い立ち位置のその理由を、強烈に納得させられたパフォーマンスだった。
更に言えば、オープニングだけなのに、日本のショービズとのあまりのレベルの違いに唖然とさせられてしまった。正直言うと、毎年同じ思いにはなるんだけど、今回はいきなりだった。
年間最優秀楽曲を紹介する前のスティービー・ワンダーのパフォーマンスは心に沁みた。
お騒がせ男ダスティン・ビーバー君のステージは、実力もあるんだよというところを見せつけた格好だ。
最優秀新人賞のメーガン・トレイナーは感動のサプライズで、こういうのいいよね。
若いのにド貫禄のアラバマ・シェイクスの最優秀ロック・ソングのステージは超が付くほどカッコいい。
プロジェクションマッピングからスタートしたデビッド・ボーイの追悼パフォーマンス。レディー・ガガ&ナイル・ロジャーズによる全9曲。リスペクト愛全開の感動!レッツ・ダンスで感極まる。ガガのクリエイトするチカラ、具現化する凄さ。
レミー・ギルミスター追悼パフォーマンスのハリウッド・ヴァンパイアーズ(ジョニー・デップ、アリス・クーパー、ジョー・ペリー)は文句なしの楽しさだ。
アデルのパフォーマンスがやたら評判が良かったようだが、TVで観てる印象では技術的なミスなのか音程がほんの僅かだが外れているところに気がいってしまって、今一つ伝わってこなかったのが残念だった。
日本人のノミネートが二つ。
小澤征爾 最優秀オペラ録音賞受賞、おめでとう。
渡辺謙 最優秀劇場ミュージカル・アルバム「王様と私」は残念。ノミネートだけでも大したものです。
年間最優秀アルバムは「1989」テイラー・スウィフト、その瞬間のとても意外そうな様子と裏腹な計算された中身の濃いスピーチが印象的だった。
年間最優秀レコードは「アップタウン・ファンク」マーク・ロンソンft.&ブルーノ・マーズの本命で決まり。
そして「Bad Man」で楽しくエンディング。
また来年。