デンゼルのダークサイドがカッコいい
何度でも観たくなる映画
ラストシーンを見ると明らかにシリーズ化を意識しているのがわかる作りになっていた。これがヒットしたらだけど‥‥次作はクロエ・グレース・モレッツのその後が、事件の発端になる予感。
アメリカ版必殺仕掛け人
勧善懲悪。ご都合主義とか言われそうだが、そうは言っても、もし自分にあれほどの力があれば、同様にやってしまうと思うのはみんな一緒じゃないかな。だから、自分の代わりに悪を懲らしめるところに共感するんだよね。
監督は「トレーニング・デイ」と同じアントワーン・フークア。この作品でアカデミー主演男優賞を受賞したデンゼル・ワシントンの特にダークサイド部分のことを、よーく分かってる監督だ。
一口で説明できないデンゼルの魅力
デンゼル・ワシントンという俳優は、複雑な人間を演じるときにより魅力を発揮する。若い時には無かった魅力だ。
いい年の取り方をしていて、顔のしわや少し疲れた眼の奥にさまざまな感情を表現する。
ハリウッドで最もセクシーと言われた頃の面影は薄くなったが、今の方がはるかに俳優としての可能性を感じる。
MY評価 : ☆☆☆★★★
2014年公開 アメリカ 123min 原題 The Equalizer
監督/アントワーン・フークア 脚本/リチャード・ウェンク、撮影/マウロ・フィオーレ
キャスト/デンゼル・ワシントン、 クロエ・グレース・モレッツ