わかりやすくお約束の展開だが…
ヒロインのミラ・クニスの勢いがいいアクセントになっていて、ロビン・ウィリアムズも奮闘し、最後までふたりの魅力でもっていく。
彼の遺作となってしまったこの作品はとても皮肉な内容だが、彼の存在感がいいだけによけいに身につまされる。
この時彼は、いったい何を思って演技をしていたのだろうか?
鬱病による薬物依存から自殺に至ったと聞いているが、
彼のいつもの慈愛に満ちた眼が忘れられない。
そして、今も「グッドモーニング・ベトナム!!」と叫ぶ彼の声が聴こえてくる。
MY評価 : ☆☆☆★
2015公開(2014年アメリカ公開) アメリカ 84min
原題/The Angriest Man in Brooklyn(ブルックリンで最も怒った男)
監督/フィル・アンデン・ロビンソン、撮影/ジョン・ベイリー
キャスト/ロビン・ウィリアムズ、ミラ・クニス