原題は「Just Like a Woman」邦題はだいぶ違うけど、これでいいかなって思う。
特にドラマティックでもなく、多少の盛り上がりが幾つかあるだけなのだが、むしろ控えめな演出と演技がかえってリアルで本質に迫る。
ごく普通のマイノリティの女性、っと言ったらおかしな言い方かもしれないが、この映画の主人公はそういったことだ。「Just Like a Woman」。
ありふれた不幸とちょとした運の悪さが重なったりでのっぴきならないことになるが、そんな彼女たちの明日の未来をそっと見守るように映画は終わっていく。
好感の持てる作品。
MY評価 : ☆☆☆★★
2012年未公開/2015/10/wowow 米/仏/英合作 87min
原題/Just Like a Woman
原案/監督/脚本/ラシッド・ブシャール
キャスト/シエナ・ミラー 、ゴルシフテ・ファラハニ