女性と移民の2018年アカデミー賞!


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ハリウッドが変わる?

かもしれない!

移民や女性がつくった映画だって面白い映画ができるし、ヒットもする。

アニメやマーベルコミックでなくてもいいんだ。

そんな機運が顕在化した記念すべき年であったのかもしれない。

ワインスタイン追放、そして…

冒頭からセクハラの代名詞となったワインスタイン追放の連呼で始まった。

あきらかにセクハラ追放は大きなテーマとなり、女性や移民の差別意識がアカデミー会員の投票に結果として現れた。

一番意外だったのは、脚本賞の「ゲット・アウト」の受賞だ。黒人差別がテーマではあるが、ホラーサスペンスのテイストであるため、大ヒットはしたがまさか受賞とはならないだろうとう大方の予想を裏切った。

とは言え、それ以外は久々の順当の結果だった。まんべんなくばらけた受賞となったことも珍しい。

「シェイプ・オブ・ウォーター」の監督と作品の受賞は怪獣映画の夜明けだと言う人もいたが、むしろロマンティック・ファンタジーというべき作品であり、その完成度の高さから受賞すべき作品が受賞した印象だ。

一番印象的だったスピーチといえば、主演女優賞をとった「スリー・ビルボード」のフランシス・マクドーマンドの女性の候補者全員に立ち上がることを呼び掛けてその少数さをアピールしたことだろうか。メリル・ストリープを筆頭に嬉々として立ち上がっている様は、彼女たちが今まで並々ならぬ戦いをしてきたことを想像させるシーンであり、今年のアカデミー賞を象徴することになった。


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