映画史に残る全く救いのないラスト!
犯罪を犯すことになんら良心の呵責を感じない人間と、人間が本当に絶望する姿を描くこの作品が、なぜ傑作なのか?
それも人間の本質なのだということを凄まじいばかりに訴えてくる説得力に、僕たちは茫然とする。
人によっては、本当に観てはいけない映画というものがあるということを、この映画を観て初めて思った。
映画の持つチカラに対抗できるだけの状態でない時、精神的に弱っている時なんかも観ない方がいいかもしれないね。
ブラッド・ピットの若さが魅力的だ。
MY評価 : ☆☆☆☆
1996年公開 アメリカ 127min 原題 Seven (七つの大罪より)
監督/デヴィット・フィンチャー、撮影/ダリウス・コンジ
キャスト/ブラッド・ピット、モーガン・フリーマン、ケヴィン・スペイシー、
グウィネス・パルトロー