失態アカデミーでアメリカを見直す!


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思わず立ち上がってしまった!

ウォーレン・ベイテイとフェイ・ダナウェーのボニーとクライドのコンビが作品賞は「ラ・ラ・ランド!」とコールした!

「やった!」授賞式前に観といて良かったとしみじみ思っていたら、あってはならないまさかの間違え!喜びのスピーチがひととおり終わる頃壇上がざわめき出したなと思ったら「本当はムーンライトなんだ!」とラ・ラ・ランドのプロデューサーが叫んでいた。決して起こり得ない、有り得ないミスが起きてしまった瞬間を僕達はリアルタイムで目撃してしまった。隣で半分寝ていた息子がさすがに眼が覚めたらしく「アメリカンジョークなのか!」なんて口走っていたが、舞台上の錯乱と混乱と熱狂ともいえる興奮が、それが正に事実であることを証明していた。

ウォーレン・ベイテイの開けたカードは直前の主演女優賞の「エマ・ストーン/ラ・ラ・ランド」であったらしい。カードはなぜか必ず2枚あるらしいから、よく今までミスが無かったものだと逆に感心してしまった。

ところで、授賞式後のいつもの受賞者達への公式インタビューで、関係者達の返答がとても良かった。まずムーンライトのプロデューサーが「あの時僕が絶句したのは、受賞の喜びからじゃないんだ。ラ・ラ・ランドの彼らが僕達をすぐさま祝福してくれた態度の素晴らしさからなんだよ。もし逆の立場だったら僕には出来なかったと思うんだ」。そしてエマ・ストーンは「自分たちが取れたら勿論嬉しかったけど、ムーンライトが受賞したこともとっても嬉しかった。何故なら本当に素晴らしい映画だったから」

今回の司会は久しぶりに来年もやるかなと思わせる非常に良い出来だった。去年のようなちょっとヒステリックな印象の人種差別へのこだわりもなく、一貫して反トランプジョークではあったが、丁度いいカンジのブラックユーモアで気持ちよく笑えた。ジャスティン・ティンバーレイクの圧倒的なパフォーマンスのオープニングから始まって、天井からのお菓子のパラシュートも良かったし、スティングのしんみりしたパフォーマンスも大人の渋さで良かったし、ハリウッドの観光バスの人たちをサプライズで会場に入れてしまうのも楽しかった。ハプニングもあったが、その対応も含めて大人のエンターテイメントで、すっかり幻滅していたアメリカだったけど、日本には無いアメリカの素晴らしさを感じることが出来て、見直してしまったよ。

喜んだり、がっかりしたり、感心したり、まるでジェットコースターのような気分を味わうことのできたアカデミー賞でした。

あー、面白かった!


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