還暦過ぎてセブンでバイト/12日目 VOL5


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2016/4/7

セブンバイト /12日目

シニアバイトはコンビニ最適?

何気に、静かに傷ついた。

「初めにボックスかソフトか聞かないとだめだよ」とタバコを買った中年男性客に諭すようにそう言われた。

しかし実際はソフトしかないものもかなりあるために、結局はほとんどの銘柄を把握してからでないと注意されたようなことを事前に聞くことは難しい。
以下心の声「そりゃそうだよ、知ってればね!だけどあんた、200種類からあるタバコの中であんたの言ったタバコにボックスとソフトがあることなんて知らねぇよ!あんたは自分の銘柄だから知ってるだけだろ!」
いや、実はそんな話しではない。知らなきゃいけないことは当然わかっています。仕事なのに、なにを甘えたことを言ってるんだと、自分でもわかっています。でも、正直言ってちょっぴり傷ついたのも事実だ。自分よりかなり若そうな人に、60才を過ぎて当たり前のことを言われるのは案外キツイものだということが良く分かる。特にそれまでの仕事があまり人からとやかく言われない立場に居た人間ほどきつくなる。

仕事の種類に関わらず、この年齢で新しい事をするということは、そういうことだ。

出来ないことが色々あるので、程度の差こそあれ様々な場面で味わうこととなる屈辱的な気分は、避けることは出来ない。一日4時間しか仕事をしていないが日に何回も同じような気分を味わっている。

これは、すべてにおいて出来るようにならない限り続いていく。

コンビニの店員の仕事は普通に出来て当たり前で、少しでももたつくと何やってるんだとなる。そういう意味では実は出来るようになるまではなかなかハードルの高い仕事だと思う。コンビニワークには今までやってきた仕事とは違ったプレッシャーを感じている。

こんな事、実際に体験しなけりゃ絶対に分からなかったこと。その意味でもコンビニバイトやって良かったと思ってるし、大げさかもしれないけど、世の中の事少しだけだけど前より分かった気さえしてくるからある意味情けない。

やばいよねー!出来て当たり前の仕事って!

これって、認知症もそうだと今気づいた。

ボケると今まで出来て当たり前だったことが出来なくなるところが似ている。

認知症になったら、その屈辱感はコンビニ店員どころじゃないだろうな。

急に完全にボケるわけではなく、徐々に進行して行く中で正常な時にボケた自分を認識することは辛いし情けないことだろう。

そこで思った。コンビニシニア店員はボケ防止に最適なんじゃないかと。

そこでいい点を挙げてみた。

1)頭や手を頻繁に使うのでボケ防止にとても良い(最近こんなに頭を使ったことない!)

2)動きながらの立ち仕事だから足腰が丈夫になる(運動以外で最近こんなにずうっと立っていたことがない!)

3)働いている時間中、ほとんど大きな声を出している(これ案外重要かも、普通の生活ではこんなに声を出さない)

4)多少の収入になる(低所得と言えども定期収入だ)

こうやって見て見ると、シニアの生活を支える重要な要素がほとんど備わっているような気がする。

てことでシニアバイトはコンビニ最適かも?です。

但し、ここが肝心なんだけど、鈍くなってる頭と格闘しつつ数々の屈辱にもめげないでいられたら、という条件付きだけど…

2016/4/7


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