映画「ビッグ・アイズ」何もかも知っているかのような…眼


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本物と偽物の境目とは

何が本物で、何が偽物なの?

声の大きい方が本物

小さい方は偽物

本物になった偽物は声が大きいので

幅を利かせている

だから、いろんなものを浸食していく

たまには、人の人生も浸食する

大きな声と大きな顔で、心まで浸食する

いつのまにか、どっちがどっちなのかわからなくなる

ビッグ・アイズは何処を見つめているのだろうか。

作者の心の中なのか、観る者の心の中なのか。

不均衡に大きな眼は、人の心をざわめかせる。

もの言わぬビッグ・アイズは、あらゆる事を語っているかのようだ。

まるで僕たちのことの何もかも、知っているかのように…

この映画はまるだそんな風だ

MY評価:☆☆☆★★
2014/2015年公開   アメリカ   106min   原題/Big Eyes
製作・監督/ティム・バートン
キャスト/エイミー・アダムス、クリストフ・ワルツ

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